Inventorのパックアンドゴーの使い方をお探しですね。

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Inventorで設計したデータを確実に渡す方法!パックアンドゴーの使い方完全ガイド

Autodesk Inventorで作ったアセンブリデータを取引先や他部署の人に渡したとき、「ファイルが開けない」「部品が表示されない」って言われたこと、ありませんか?実はInventorのアセンブリファイルって、関連する部品データをリンクで読み込んでいるだけなので、ファイルをそのままコピーしただけでは相手のパソコンで正しく開けないんです。

この記事では、関連ファイルをまるごと一括保存して、確実に相手にデータを渡せる「パックアンドゴー(Pack and Go)」という便利な機能の使い方を、失敗しないコツも含めてわかりやすく解説します。

パックアンドゴーって何?なぜ一括保存が必要なの?

Inventorの「パックアンドゴー(Pack and Go)」は、アセンブリファイル(.iam)と、それに関連するすべてのパーツファイル(.ipt)、図面ファイル(.idw/.dwg)、さらにはライブラリの部品なんかも含めて、ひとつのフォルダにまとめてパッケージ化してくれる機能です。

他の3D CADソフトにもよくある機能ですが、Inventorでデータを外部とやり取りするときには絶対に欠かせない操作なんです。

なぜかというと、アセンブリファイル自体は部品を配置するための「設計図」みたいなもので、実際の形状データは個別のパーツファイルに保存されているからです。

だから、Windowsのエクスプローラーでアセンブリファイルだけをコピーして、メールで送ったりUSBメモリで渡したりしても、相手のパソコンには参照先のパーツファイルがないので、開こうとするとエラーが出ちゃうんですね。

コンテンツセンターから配置したボルトやナットみたいな標準部品も同じで、相手の環境に同じライブラリ設定がないとリンク切れを起こしてしまいます。

パックアンドゴーを使えば、アセンブリを構成するのに必要なファイルを自動で探し出して、パスの設定も適切に保ったまま新しいフォルダに一括保存してくれます。

だから別のパソコンで開いても「ファイルが見つかりません」なんてトラブルを防げるわけです。

パックアンドゴーの基本的な使い方

Inventorでパックアンドゴーを実行する手順は、そんなに難しくありません。

順を追って説明しますね。

まず、一括保存したいアセンブリファイル(.iam)をInventorで開きます。

次に、画面左上の「ファイル」タブをクリックして、「名前を付けて保存」にマウスを合わせてください。

すると右側にいくつかの保存オプションが出てくるので、その中から「Pack and Go」を選んでクリックします。

もし保存前にファイルの更新が必要ですって警告が出たら、指示に従って保存してから再度実行すればOKです。

Pack and Goの専用画面が開いたら、まずデータを保存する「宛先フォルダ」を指定します。

ここで指定したフォルダにすべてのデータがまとめられるので、デスクトップなんかに新しいフォルダを作って指定すると分かりやすいですよ。

宛先フォルダを指定したら、画面下の「検索開始」ボタンをクリックします。

これでInventorが現在のアセンブリに使われているすべての関連部品や図面を自動で探して、リストに表示してくれます。

検索が終わってリストに部品が並んだのを確認したら、最後に「開始」ボタンをクリック。

進行状況のバーが右端まで行って「完了」ボタンが押せるようになれば、コピー完了です!

データ容量を軽くする設定のコツ

パックアンドゴーを何も設定せずにそのまま実行すると、ファイルサイズがめちゃくちゃ大きくなっちゃうことがあります。

これは、Inventorがアセンブリを再現するために、テンプレートファイルやスタイルライブラリの設定ファイルなんかもぜんぶコピーしちゃうからなんです。

単に部品の形状やアセンブリの構成を確認してもらいたいだけなら、こういう環境設定ファイルは基本的に不要です。

データ容量を軽くして扱いやすくするには、Pack and Goの画面にある「オプション」の設定を見直すのがポイントです。

具体的には、こんな設定をおすすめします。

・「テンプレートをスキップ」にチェックを入れる
・「スタイルをスキップ」にチェックを入れる
・不要なファイルは「見つかったファイル」のリストからチェックを外す

これらにチェックを入れると、文字の規格や図面枠なんかの余分なシステムデータが除外されて、パッケージのデータ容量を大幅に減らせます。

検討用に作ったけど最終的にアセンブリから外した不要なファイルなんかも、検索後のリストから手動でチェックを外せば除外できますよ。

ただし、「ライブラリをスキップ」という項目には注意してください。

ここにチェックを入れちゃうと、コンテンツセンターから配置したネジやワッシャーなんかの標準パーツが保存されなくなって、相手先で開いたときに部品が欠けちゃうエラーの原因になります。

基本的にはライブラリのチェックは外さないようにしましょう。

エラーを防ぐための注意点とフォルダ階層の話

パックアンドゴーを実行して相手にデータを渡す前に、ファイルの圧縮方法とフォルダ階層について知っておくと安心です。

データのやり取りではZIP形式に圧縮するのが一般的ですが、Pack and Goの画面内で直接ZIP圧縮するオプションを使うと、データ量が多い場合や特定の部品が含まれている場合に、一部の部品が欠けちゃうエラーが起きることがあるんです。

こういうトラブルを確実に防ぐには、Inventorの機能で直接ZIP化せず、一度普通のフォルダとしてすべてのデータを書き出してから、書き出しが完全に終わった後でWindowsの標準機能や圧縮ソフトを使って手動でZIPファイルにする方が確実で安全です。

それから、出力時のフォルダ階層の設定によって、保存先でのデータの見え方が変わってきます。

オプションでフォルダの階層構造を「維持する」設定にすると、元のプロジェクト設定に基づいた深い階層(「Workgroups」とか「NotlnProject」みたいなフォルダの下)にアセンブリファイルが保存されることがあります。

これはリンク関係を正確に保つための正常な動作なんですが、データを受け取った人からすると目的のファイルがどこにあるか分かりにくいかもしれません。

もし相手にファイルをすぐ見つけてもらいたいなら、階層構造を同レベル(すべてのファイルを同じ階層にまとめる)で出力する設定を選ぶと、フォルダを開いてすぐにアセンブリファイルにアクセスできて、スムーズにやり取りできますよ。

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