Inventorで投影図の作り方をお探しですね。
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Inventor図面の作り方をマスターしよう!ベースビューから矢視図まで徹底解説
3D CADのAutodesk Inventorで3Dモデルを作り終えたら、次は2D図面を作って工場や加工現場に渡す必要があります。
でも、いざ図面を作ろうとすると「正面図がうまく配置できない」「斜めの面をちゃんと表現したいのにうまくいかない」「矢視図が斜めになったまま直せない」といった悩みにぶつかることがよくあります。
この記事では、Inventorで図面を作るときの基本となるベースビューの配置方法から、投影図やアイソメ図の作り方、そして斜めの面を正確に表現する補助投影図(矢視図)の作成と角度調整の方法まで、順を追って分かりやすく説明していきます。
図面作りに慣れていない初心者の方から、もっと効率よく作業したい中級者の方まで、ぜひ参考にしてみてください。
まずは基本!ベースビューの配置方法
Inventorで新しく図面ファイルを開いたら、最初にやるべきことは「ベースビュー」の配置です。
ベースビューというのは、3Dモデルを2D図面として最初に配置する図のこと。
普通は正面図がこれにあたります。
リボンメニューの「ビューを配置」タブから「ベース」ボタンをクリックすると、図面ビューの設定画面が開きます。
すでに3Dモデルのファイルを開いていれば、自動的にそのモデルが読み込まれます。
もしモデルが開いていない場合は、画面内のフォルダアイコンから使いたいファイルを選んでください。
ここで大事なのが、モデルのどの面を正面にするかです。
設定画面に表示されるViewCube(小さな立方体のアイコン)を操作したり、モデルをドラッグして回転させたりして、一番分かりやすい向きを正面図として決めましょう。
また、この画面では図面の縮尺(スケール)や、隠れた線を表示するかどうかといった設定も細かく調整できます。
製造用の図面では隠線の表示が重要になることが多いので、目的に合わせて選んでください。
設定が終わったら、図面シート上の好きな場所でクリックして配置を確定させます。
このベースビューは、これから作る他のすべての図面の「親」になります。
ベースビューの縮尺や表示スタイルを変更すると、それに関連する他の図面にも自動的に反映される仕組みです。
だから、最初のベースビューをどの向き、どのサイズで配置するかが、図面全体の見やすさを決める重要なポイントになるんです。
投影図とアイソメ図を簡単に作る方法
ベースビュー(正面図)を配置したら、次は「投影図」を作りましょう。
投影図というのは、正面図を基準にして平面図(上から見た図)や側面図(横から見た図)を展開した図面のことです。
リボンの「ビューを配置」タブから「投影」ボタンをクリックして、さっき配置したベースビューをクリックします。
そのままマウスを上下左右に動かすと、それぞれの方向に対応した図面のプレビューが表示されるので、配置したい場所でクリックしていきます。
必要な図面をすべて表示させたら、右クリックして「作成」を選べば一気に完成します。
この投影コマンドを使うとき、ベースビューから斜め方向(例えば右上)にマウスを動かすと、「アイソメ図(等測投影図)」を作ることができます。
アイソメ図は、立体をX、Y、Z軸がそれぞれ120度の角度で見えるように表現した図で、平面図や側面図だけでは伝わりにくい全体の立体的な形を分かりやすく見せることができます。
図面の右上にアイソメ図を添えておくと、現場の人が部品の完成形をイメージしやすくなって、加工ミスや組み立てミスを防ぐことにもつながります。
また、標準のアイソメ図とは違う角度から見せたい場合もあります。
そんなときは、配置したアイソメ図を右クリックして「ビューを編集」を選び、右上に表示されるViewCubeをさらに右クリックして「カスタムビューの方向」を選択します。
カスタムビューの画面に切り替わったら、マウスホイールで回転させたり、ナビゲーションパネルの「角度で指定」機能を使って10度ずつ細かく調整したりできます。
いい角度が決まったら「カスタムビューを終了」をクリックすれば、図面のアイソメ図が指定した角度に更新されます。
斜めの面を正確に表現する矢視図の作り方
機械部品を設計していると、斜めにカットされた面や、特定の角度で開けられた穴の形状を正確に図面にする必要がよく出てきます。
普通の正面図や平面図では、こういった斜めの面は歪んで見えてしまうので、正しい寸法や本当の形を伝えることができません。
そこで役立つのが「補助投影図(矢視図)」です。
補助投影図は、モデルの斜めの面に対して真正面から見た図面を作るための機能で、リボンの「補助投影図」ボタンを使えば簡単に作成できます。
作り方の手順は、まずコマンドを実行した後に基準となる図面(親ビュー)をクリックします。
すると設定画面が表示されて、ビューID(A、Bなどの文字)や縮尺を設定できるようになります。
次に、投影の基準にしたい斜めの線(エッジ)を親ビュー上からクリックして選びます。
これで、選んだ線に対して垂直な方向にプレビューが引き出されます。
マウスを動かして配置場所を決めてクリックすると、視線方向を示す矢印と識別記号が自動的に親ビューに付いた状態で補助投影図が完成します。
この矢視図を作るとき、投影の向きは選んだ線の角度で決まります。
もし意図した方向と逆に引き出されてしまったら、線を選ぶ場所を変えるか、設定画面で視線方向を反転させてください。
補助投影図を使いこなせば、どんなに複雑で斜めな面を持つモデルでも、加工に必要な正しい穴の位置や面取りの寸法を、現場に対してきちんと伝えることができます。
斜めになった補助投影図を真っ直ぐに直す方法
補助投影図を配置したとき、多くの人が困るのが「図面自体が斜めに傾いてしまう」という問題です。
Inventorの初期設定では、補助投影図は親ビューから引き出された方向にぴったり合わせて配置されるため、図面枠の中では斜めの状態になってしまいます。
でも、図面全体をすっきり見せたい場合や、スペースを有効に使いたい場合には、この斜めの図面を真っ直ぐ(水平または垂直)に直したいことがよくあります。
斜めになった補助投影図を真っ直ぐに直すには、まず親ビューとの厳密な位置合わせを解除する必要があります。
対象の斜めの図面を選択して右クリックし、メニューから「位置合わせ」を選んで、さらに「解除」をクリックします。
これで親ビューの軸に縛られなくなり、図面シート上の好きな場所に自由に動かせるようになります。
ただし、この時点ではまだ図面自体の傾きは直っていないので、続いて回転の操作を行います。
位置合わせを解除した図面をもう一度右クリックして、「回転」を選ぶと「ビューを回転」の設定画面が表示されます。
画面内で「エッジを選択」のモードを選んで、図面の中で水平(または垂直)にしたい線を直接クリックします。
すると、Inventorが選んだ線の角度を自動的に計算して、その線が水平(または垂直)になるように図面全体を回転させてくれます。
必要に応じて時計回りなどの方向を微調整して、設定画面を閉じれば修正完了です。
この手順を覚えておけば、複雑な斜め面を持つ部品の図面レイアウトも、見やすくてきれいなプロっぽい仕上がりにまとめることができますよ。
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